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エストニアの旅行事情

通 貨

通貨単位

ユーロ(EURO)EUR、補助単位はセント(CENT)。
1ユーロ=100セント=約120円。

2011年1月1日にユーロへ移行した。1999年のユーロ導入以来17カ国目で、旧ソ連圏から初めてユーロ圏の一員となった。

紙幣の種類

5、10、20、50、100、200、500ユーロ。
コインの種類:1、2ユーロ、50、20、10、5、2、1、セント。
ドイツ国内では、5セント以下のコインはほとんど流通していない。
ユーロ通貨の発行は欧州中央銀行で、12の星で円を描く欧州旗が入っている。
紙幣の大きさは種類によって若干異なる。
デザインは、統一されているが、紙幣の中に描かれているのはEU加盟各国の代表的建造物をイメージしたものが描かれている。(特定の建物を描けないため実物とは異なる)

キプロスとマルタ以外ではそれぞれの国の地図も描かれている。
いずれの国の絵柄でもEU内での同じに使われている。
偽造防止や視覚障害者のために紙幣の基調色も金種によって暖色と寒色が交互になっている。
5, 10, 20ユーロ紙幣には表面右側にホログラムの入った帯状の金属箔、高額紙幣にはホログラムの入った四角の金属箔が付けられている。
200と500ユーロの縁には触知できる模様がある。
200ユーロは中央下部から右の角にかけて縦の線、500ユーロは右端に斜めの線が入っている。
偽造防止のためにさらに、
50ユーロ以上では裏面に角度を変えて見ると紫から緑に変色するインクが使われている。
透かしてみると、右寄りに金属のような複数の線が見える。
この線の数と幅で紙幣の金種がわかるようになっている。

レート

変動相場制で、日々レートが変化している。
US$1.00 = 約 0.90 ユーロ (EUR)
€1.00=約\120~130 (JPY)
\1000=約8.ユーロ (EUR)

日本円でユーロを購入する場合には、銀行・両替所の手数料が1ユーロにつき2-3円加算される。

最新のレートのサイト

両 替

街のには銀行や両替所両方ともあまりない。
日本で出発前にユーロ通貨を準備すべきだ。乗り継ぎ空港でも両替は可能だが、乗り継ぎ時間や両替所の場所などで両替できないリスクも多い。

クレジットカード

首都タリンではVISA,AMEX,MASTERがどこでも通用するが、地方では、ホテル以外では受けてくれないところが多い。

時 差

日本と-7時間,UTC+02:00時間

夏時間:日本と-6時間,GMT+3:00時間
3月最終日曜深夜1:00~10月最終土曜深夜1:00

電気・通信事情

電圧:220V、50Hz
プラグ;C型

公衆電話

すべてカード式になっている。
テレフォンカードは、売店や郵便局で販売されている。
国際電話をかける時は、00を押した後に国番号を押す。(日本は81)

国際通話の国番号;372

携帯電話について

GSM方式を採用している。
エストニアでも携帯電話は広く普及している。

エストニアでは国策としてインターネット利用環境の整備をしており、多くの場所で無料の無線LANが利用できる。
無料ネット電話の「スカイプ」は首都タリンで開発されたもので、世界中で利用されている。

日本の携帯電話の多くがエストニアでも利用可能だが、高額なローミング料がかかる。長い通話するとびっくりする請求書が届くことになる。メールならそれほどではない。

携帯電話事業者

エストニアには事業者が3社ある。
EMT
Elisa
Tele2

主要都市に店がある。
SIMのチャージにも気軽に使える。

しばらくエストニアに滞在し、ヨーロッパ内で通話をする必要のある人には、GSM対応のプリペイド携帯電話を購入する方がいい。20eur位からある。本体はヨーロッパやアジア各国で使える。
3社のいずれかの代理店で本体とSIMカードを購入する。その際にパスポートの提示が必要だ。店がコピーをとる。SIMを購入すると開通作業などは店でやってくれる。
首都タリン滞在中に購入した方がいい。地方都市では販売店があまりない。
このSIMカードはエストニアでしか通用しない。EU内の他の国に換える場合には、国際通話になり、通信料が高くなり、すぐに追加チャージが必要になる。
SIMの残高がなくなったら同じ電話会社の店なら充填(リチャージ)してくれる。

携帯モバイルルーター

携帯モバイルルーターも、海外仕様のものなら同様にSIMを入れてもらえばどこでも使える。
3星クラス以上のホテルでは、無料でWiFiが使えるようになっていて、チェックインの際にパスワードを書いた小さな紙切れをもらうことができるが、出力が弱くて、機種によっては使えないことがしばしば起きる。
モバイルルーターを持参して、携帯電話会社でSIMを入れてもらった方が確実だ。

気 候

1年の格差が大きい
湿潤大陸性気候で、湿気が高く小雨が多いが、激しい雨はあまり降らない。
冬は寒く、1~2月の平均-7℃位だが、ときには-20℃にもなることがある。
首都タリンの港は1・2月には凍結することが多い。
春は涼しく雨天の日が多い。
夏は白夜が続き快適な気温で、猛暑はないが日中はかなり暑さを感じることがある。朝夕は涼しい。
秋は日中は穏やかに日差しが暖かくしてくれるが朝夕は冷え込む。
http://www.weather.ee

湿潤大陸性気候で冬は寒く長い。湿気が高く霧や小雨が多いが、激しい雨は降らない。年間降水量は600mm程度。首都タリンの港は1年のうち40~50日ほど凍結する。












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