トッサ・ダ・マール Tossa de Mar

概要

コスタ・ブラバはスペインの地中海沿岸のフランスの国境からバルセロナの少し北まで続く海岸地域の総称だが、毎年夏にはたくさんのヨーロッパ各地からのバカンスに訪れる人達でにぎわう。
トッサ・ダ・マールは、その中でもヨーロッパの人たちに特に人気のあるリゾート地だ。
落ち着いた雰囲気のリゾート地で、歴史も感じられる佇まいがあり、地形上から地中海からのそよ風が吹いてき、それほど暑くならないのが好感度を上げている。
単なる白砂ビーチだけの海岸だけではなく、城壁に囲まれ旧市街地の細い道の散策も楽しめる。

バルセロナから北へ約85kmに位置する。
今も発掘中の古代ローマの遺跡もある。
ビーチのすぐ南にある岩の岬の上に位置する旧市街を囲む市壁は、12世紀末から13世紀初めにかけて建造されたものだ。
市壁は岬を取り囲むように約300mにわたる。かつてここは海に突き出た崖を天然の城壁とした難攻不落の要塞だった。
度重なる海賊の攻撃から町を守ったと伝えられている。
市壁の中にはトッサが栄えていた時に建てられた、ゴシック様式の教会や家並が残されている。
市壁には高い塔も建設され、のちの16世紀の度重なる海賊の攻撃からトッサを守ったと伝えられている。
岬の丘の上には灯台があり、そこまで歩くと、美しい地中海が眺望できる。

20世紀に入り、トッサに魅せられた各国から多くの芸術家が集まるようになり、リゾート地としての価値も上がり、たくさんのホテルやコンドミニアム、レストランなどができてきた。
旧市街だけでなく、新市街にも魅力的なところがたくさんあり、散策が楽しくなる。
大都市での滞在だけでなく、こういうリゾートに少し滞在すると、目まぐるしさから解放されるだろう。

http://www.infotossa.com/

アクセス

バルセロナの北バスターミナルから、トッサ・ダ・マール行きで約1時間30分
季節により違うが、ほぼ1日8-10便運行

















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