ボイ渓谷 Vall de Boi

概要

9世紀にこの地に最初のキリスト教集落ができ、この地方は銀の一大産地として繁栄し、11~14世紀に多くの富がもたらされ聖堂群の建造に費やされた。
イスラムの勢力が及ばず、初期ロマネスク様式の聖堂が多数残されている。
イタリア・ロンバルディアから持ち込まれた最先端の建築様式ロマネスク様式が採用された。聖堂群は精巧な石造建築物であることと優雅な鐘楼を持つことが特色である。
荒廃する教会からは内部の壁画群がそのまま移築されて、バルセロナ市内モンジュイックの丘の上の国立カタルーニャ美術館に収蔵されている。

(9つの教会)
サント・クリメント聖堂(タウル村)
サンタ・マリア聖堂(タウル村)
サント・フェリウ聖堂(バルエラ村)
サント・ホアン聖堂(ポイ村)
サンタ・エウラリア聖堂(エリル=ラ=バル村)
聖母被昇天聖堂(コル村)
サンタ・マリア聖堂(カルデ村)
ナティビター・デ・ラ・マレ・デ・デウ聖堂(ドゥロ村)
サント・キルクの庵(ドゥロ村近く)

アクセス

バル渓谷内に点在しているので、バルセロナからレンタカーか小グループではミニバンなどをチャーターして巡るのがおすすめだ。片道4時間ほどかかる。

11月頃から4月月までは、積雪のため、道路が閉鎖されているところもある。

http://www.vallboi.cat/

















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