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クロアチアの世界遺産

文化遺産

ドゥブロフニク旧市街(1979年)
アドリア海沿岸のドゥブロヴニクは、7世紀から海上交易の拠点となった町。市壁に囲まれた旧市街は、15?16世紀に後期ゴシックとルネサンス両方の様式を取り入れて建造されたスポンザ宮殿など歴史的建造物が残る。

スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿(1979年)
ローマ皇帝ディオクレティアヌスが宮殿を建造したスプリトは、皇帝の故郷サロナ近郊の町。帝国崩壊後に廃墟となった宮殿跡に7世紀頃から人々が住み、町が構築された。内戦により破壊された歴史的建造物は修復作業が行われている。

ポレチュの歴史地区とエウフランシス聖堂建築群(1997年)
紀元前2世紀にローマ帝国の都市として建設されたポレッチ。6世紀の中頃に建てられたエウフランシス聖堂は三廊バシリカ式で、中央後陣を飾るモザイクは初期キリスト教美術の代表作。付設される記念礼拝堂や洗礼堂、司教館などは、初期キリスト教の複合建築を伝える。

古都トルギール(1997年)
紀元前385年頃にギリシアの植民都市として建設されたトロギール。中世には水路と城壁により要塞化された。旧市街には中世の建築物が並ぶ。11世紀の聖バルバラ聖堂、15世紀の市庁舎のほか、13世紀のロマネスクとゴシック様式の混合された聖ロヴロ聖堂は中世美術の宝庫となっている。

シベニクの聖ヤコブ大聖堂(2000年)
ダルマチアを代表するルネッサンス建築。14世紀末にヴェネツィア共和国の支配下に入ったクロアチア南西部のダルマティア地方。その交易港シベニクでは1431年から建設が始まり1535年に完成した聖ヤコブ聖堂が建てられた。これは、当時のイタリアの流行様式を取り入れたもので、初期ルネッサンスのドーム部分や、北イタリアのゴシック様式の身廊部などが見られる。

スタリー・グラード平原(2008年)

中世墓碑ステチュツィの残る墓所群(ほか3か国と共有)(2016年)

15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群
スタート・ダ・テーラと西スタート・ダ・マール (2017年)

自然遺産

プリトヴィツェ湖群国立公園(1979年、2000年拡大)
総面積約295平方kmの国立公園を流れるプリトヴィツェ川は広大な森林地帯を蛇行する。
標高639mのプロシュチアン湖から標高150mの湖まで16の湖が階段状になっており、それぞれの湖を92の滝がつないでいる。大自然がつくり出した珍しい景観が広がる国立公園。

複合遺産

なし












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