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スロバキアの旅行事情

通 貨

ユーロ,Euro(EUR)(2009年1月より導入)
補助単位はセント(CENT)。1ユーロ=100セント=約120円。
チェコはEU加盟国だが、ユーロは使用していない。

紙幣の種類

5、10、20、50、100、200、500ユーロ。
コインの種類:1、2ユーロ、50、20、10、5、2、1、セント。
ユーロ通貨の発行は欧州中央銀行で、12の星で円を描く欧州旗が入っている。
紙幣の大きさは種類によって若干異なる。
デザインは、統一されているが、紙幣の中に描かれているのはEU加盟各国の代表的建造物をイメージしたものが描かれている。(特定の建物を描けないため実物とは異なる)
キプロスとマルタ以外ではそれぞれの国の地図も描かれている。
いずれの国の絵柄でもEU内での同じに使われている。
偽造防止や視覚障害者のために紙幣の基調色も金種によって暖色と寒色が交互になっている。
5, 10, 20ユーロ紙幣には表面右側にホログラムの入った帯状の金属箔、高額紙幣にはホログラムの入った四角の金属箔が付けられている。
200と500ユーロの縁には触知できる模様がある。
200ユーロは中央下部から右の角にかけて縦の線、500ユーロは右端に斜めの線が入っている。
偽造防止のためにさらに、
50ユーロ以上では裏面に角度を変えて見ると紫から緑に変色するインクが使われている。
透かしてみると、右寄りに金属のような複数の線が見える。
この線の数と幅で紙幣の金種がわかるようになっている。

レート

変動相場制で、日々レートが変化している。
US$1.00 = 約 0.90 ユーロ (EUR)
€1.00=約\120 (JPY)
\1000=約8.ユーロ (EUR)

日本円でユーロを購入する場合には、銀行・両替所の手数料が1ユーロにつき2-3円加算される。

最新のレートのサイト

両 替

日本の銀行や国際空港ででユーロに替えておく方が若干レートはいい。
国際空港、主要駅、ホテルなどでもできるが、レートは銀行が一番いい。
空港や駅構内の両替所も銀行ではなく両替業者もある。
首都ブラチスラバの市街地には私営の両替商が店を出している。
現金しか受け付けてくれないが、営業時間が銀行より長いし、休日でも開いているところもある。店頭のレートをよく見てから両替をすること。あまり高額の両替でなければ先に日程を見て帰られるときに楼替えしておいた方がいい。

クレジットカード

VISA,MASTER,AMEX,DINERSはどこでも通用する。

時 差

スロバキア国内は同一時間帯となっている。
日本との時差
サマータイム実施期間以外:-8時間、 UTC:+1時間
サマータイム実施中:-7時間 UTC:+2時間
サマータイム実施期間:
3月の最終日曜AM2:00(AM3:00にする)~10月の最終日曜AM3:00(AM2:00にする)。

電気・通信事情

電圧:220V、周波数50Hz、
プラグ;Cタイプ
テレビ・ビデオ方式;欧州で一般的なPAL方式。

国際通話の国番号;421

携帯電話

GSM方式を採用している。
スロバキアの携帯電話は広く普及している。

日本の携帯電話の多くがスロバキアでも利用可能だが、高額なローミング料がかかる。長い通話するとびっくりする請求書が届くことになる。メールならそれほどではない。

携帯電話事業者

スロバキアにはメジャーな業者が3社ある。
Orange
Telekom
O2

しばらくスロバキアに滞在し、ヨーロッパ内で通話をする必要のある人には、GSM対応のプリペイド携帯電話を購入する方がいい。20eur位からある。本体はヨーロッパやアジア各国で使える。
大きな町の3社のいずれかの代理店で本体とSIMカードを購入する。その際にパスポートの提示が必要だ。店がコピーをとる。SIMを購入すると開通作業などは店でやってくれる。
このSIMカードはスロバキアでしか通用しない。SIMの残高がなくなったら同じ電話会社の店なら充填(リチャージ)してくれる。

携帯モバイルルーター

携帯モバイルルーターも、海外仕様のものなら同様にSIMを入れてもらえばどこでも使える。
3星クラス以上のホテルでは、無料でWiFiが使えるようになっていて、チェックインの際にパスワードを書いた小さな紙切れをもらうことができるが、出力が弱くて、機種によっては使えないことがしばしば起きる。
モバイルルーターを持参して、携帯電話会社でSIMを入れてもらった方が確実だ。

気 候

国土面積は小規模だが気候は変化に富んでいる。
大陸性で、夏は暑く冬の寒さは厳しい。東へ進むにつれてその傾向は強まる。
湿度は高く山地は針葉樹林に覆われている。
春の訪れは5月も半ばで、朝晩の冷え込みはきつい。
8月半ばから秋らしい気候になる。
冬の寒さは厳しい。

服 装

日本の北国を旅行するときの服装が適当である。
夏でも、朝晩は冷え込みが強くなる。上着が必要になる。
冬季はマフラーや手袋などの防寒具が必携となるが、室内は暖房で温かい。












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