デルフト Delft

概要

青色の陶器で世界的に知られている運河に囲まれた美しい古都。
画家フェルメールが生まれ育ち、生涯住んだ街。
いまも17世紀東インド会社が活躍していた繁栄期を彷彿させる建物があちこちに残っている。
「デルフトの眺望 View of Delft」をフェルメールが描いたスヒー川越しに眺めたポイントに建つと、ほとんど当時のままの景観が残されている。
「ワイン港」という意味の運河沿いワインハーフェン通り Wijnhavenには、16世紀頃の建物が40mも続いて並んでいる。400年ほど前にはこの運河に船を出して、荷物を街の倉庫へ運んでいた。
デルフト焼工房で旅行者が自ら筆をとっての絵付け体験もできる。
デルフト焼き

アクセス

鉄道

アムステルダム中央駅から約50分。スキポール空港つかの駅にも停車するので、空港からそのまま行くこともできる。

見どころ

マルクト広場 Markt

旧市街の中心にある広場で、オランダに数多くあるマルクト広場の中で最も古く広い広場のひとつ。
中央には「国際法の父」ヒューゴ・デ・フロートの銅像が建っている。一角ににオランダ画家フェルメールの生誕の地(Oude Manhuiss1eeg通りの角)がある。

新教会 Nieuwekerk

1381年建立のゴシック様式の教会。
窓を彩るステンドグラスが美しく、カリヨンの音色の美しい108.75mの鐘楼へは365段の階段で上がることができる。

市庁舎 Stadhuis

火事で焼失した跡地に1618年ヘンドリック・ケイゼルにより再興されたルネッサンス様式の建物。焼失を免れた後方の監獄塔は、13世紀のゴシック様式。

旧教会 Oudekerk

13世紀から数世紀にわたり増築された多様式の教会でフェルメールが眠っている。
約75mの中央の高い塔を四隅の小塔が囲む城郭のような造りで、傾いて建っている。

プリンセンホフ博物館 Stedelijk Museum Het Prinsenhof

15世紀に修道院として建立、のちにオランダ建国の祖ウィレム1世が所有した館。ウィレム1世暗殺時の銃弾の跡が今も残っています。現在はデルフト繁栄の歴史を物語る絵画や陶器、家具などを展示した博物館です。
火~土 10:00~17:00、日祝 13:00~17:00 月曜、1月1日、12月25日

ランバート・ファン・メールテン博物館 Lanbert van Meerten Museum

ランバート・ファン・メールテンの館に、彼が収集した16世紀から19世紀のデルフト陶器やタイルなどが展示されている。風車を描いたタイルコレクションの数は圧巻。
火~土 10:00~17:00、日・祝日 13:00~17:00
休み:月曜、1月1日、12月25日

デルフト焼工房絵付け体験

ロイヤルデルフト焼デ・ポースレイネ・フレス社
















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