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ポルトガルの出入国

ビ ザ

観光または商用(出張)の場合:EU内滞在180日の期間内で最大90日以内は不要。
90日を越える場合、留学、居住などは事前のビザ取得が必要となる。

(ご注意)
90日以内はビザがなくても滞在できるが、それ以上になる場合に、一度外国に出て再入国するばいいと、現地の人に教えられることがあるが、EU以外の国へ出国しなければならない。
また、EU出国の際に、旅券に出国を証明するスタンプが要る。
国によってはなかなか押印してもらえない場合もある。

旅券有効残存期間
EU内に到着時、有効残存期間、3カ月以上必要

ビザ取得手続き
観光・商用の90日間以外の入国には出発前に大使館・領事館でビザ取得が必要になる。
大使館のホームページで必要書類や申請時間などを確認していく必要がある。
どこの国の大使館・領事館も受付時間は平日8:00-11:00となっている。

在日公館 ポルトガル大使館
〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目10-3 神浦麹町ビル5階
TEL:03-5212-7322
http://embaixadadeportugal.jp/pt/

協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時に税関審査がない。日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受ける。

なお、日本からシェンゲン協定加盟国を経由してポルトガルへ行く場合は、乗り継ぎ空港でEUへの入国審査があるので、ポルトガルでの入国審査は不要。
イギリスはシェンゲン協定加盟国ではないので、ロンドン経由でポルトガルに入る場合には、ロンドンは単に乗継だけで、ポルトガルで入国審査を受ける。

シェンゲン加盟国についてはこちら


入 国

出入国カード E/D card
EU各国により異なる。ポルトガルは不要
不要な国と、入国のみ必要な国がある。
必要な場合は、いずれもEU内に最初に到着する都市への航空便の機内で配布される。
なお、列車やバスで入国する場合にはほとんど不要となる。

税関検査 Custom

出口手前にある税関検査は緑色の標識の通路を通ることとなるが、検査官がアットランダムに抜き取り検査をするので、何人かは呼び止められ荷物の開閉を要求される。
段ボール箱や特段に大きな荷物は必ず開封の対象になる。ゴルフバッグは中のクラブを個人使用のものかチェックされる。
申告する必要があるものを持ち込む場合には赤色の検査通路へ進み、検査官に申告をする。

EU内への免税基準は以下の通りで、EU内の最終目的地で荷物が機内から出される空港で検査が行われる。
EU内で乗り継いで目的地に到着するときには、乗継地から乗り込んでくる他の乗客の荷物と一緒にターンテーブルに出てくるが、 EU内相互で旅行する乗客は同じEU内なので関税の対象にならないので、税関を通る必要はない。
荷物に付けられているタッグ(クレームタッグ)の両サイドに緑色の線が入っている荷物はEU内のものとされ、日本などEU以外の荷物は検査の対象になる。
各国とも、税関検査はほとんど行われていないような状態で、時折抜き取り検査で呼び止められる程度だが、昨今のテロ騒ぎの影響で手荷物全般に税関検査が厳しい。
それでも、ポルトガルはそれほど厳しくない。

現金の持込・持出が厳しくなっている
マネーロンダリング、テロリズムその他犯罪行為を厳しく取り締まりの強化のために、 現金10,000ユーロ相当(外貨,TCを含む)以上を携帯してEU域内に入ったり、EU域外に出る場合に、税関への所持額申告が義務付けられている。

免税で持込める制限品目

タバコ= 200本又は細葉巻100本又は葉巻50本又はタバコ製品250グラム(18才未満は免税範囲なし)
酒=アルコール度22%超の蒸留酒1リットル又は蒸留ワイン2リットルと他ワイン類2リットル又はその他の酒類2リットル(18才未満は免税範囲なし)
香水= 50ミリリットル又はオードトワレ0.25リットル
コーヒー=500g又はインスタントコーヒー200g(16歳未満は免税範囲なし)
その他の土産品など:EUR175相当以上は申告要(15歳未満はEUR90)

禁止品

肉・肉製品、牛乳・乳製品等(特別に持ち込む場合条件有り)

出 国

EUからEU以外の国へ出国する場合には、税関検査や出国審査は何も煩わしいことはないが、セキュリティが厳しく、チェックインできる手荷物、機内への持込手荷物にはかなり厳しい基準が設けられている。ほぼ日本を出発する際の基準に準じている。
テロによる暴動が頻発しているため、セキュリティチェックの厳しさがまし、検査官にわかりにくい日本の食品(漬物など)は没収される場合がある。












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