ブルガス Burgas


概要

人口約210万人。
黒海沿岸の都市で、ヴァルナから南へ70kmの位置になる。
ソフィア、プロヴディフ、ヴァルナに次いで、4番目に人口の多い都市である。
ブルガス湾の奥にあり、年中おだやかな気候に恵まれていて、ヨーロッパの人達にとっても人気のリゾート地である。
ほかのブルガリアの都市とは異なり、ブルガスは共産国的な都市開発の影響をあまり受けず、19世紀や20世紀初期の建築物を多く残している。
後背地には大きいブルガス湖がある。南へ120kmぐらいでトルコの国境に着く。

市街地

ブルガスはかなり新しい町で、湖畔沿いに、アレクサンドロフカという長い歩行者専用通りが広がっている。そこから、東へアレコ・ボゴリディ通りというおしゃれのショッピング街がある。

アクセス

ブルガス国際空港 Burgas International Airportへ、ソフィアと毎日数便が運航されている。シーズンによってヨーロッパの都市からも直通便が就航する。

見どころ

ブルガス臨海公園

黒海沿いに5kmほど造られた公園は、ブルガスの観光スポットとなっている。
公園の中には、多くのモニュメントやブルガリアの著名人の像が立てられている。

聖アナスタシス島 St. Anastasia Island

黒海に浮かぶ小さな島。元々はここにあった修道院の名前が、この島の名前になっている。中世には、修道院として使用されていた。18世紀から19世紀頃に修復され、その後刑務所として使われていたことがある。
現在では観光ポイントとして生まれ変わり、夏になると遊覧船が周辺を巡る。島には修道院の他にも、灯台や博物館、レストランなど宿泊施設もある。

聖キュリロス・メトディウス大聖堂

ブルガスの市内中心部に位置するこの教会は、ブルガスの教会の中でも古く美しい教会で街のシンボル的存在だ。

聖イヴァン・リルスキー寺院 Temple of Saint Ivan Rilskiy

市内中心地から少し離れたところにある教会。カラフルで美しい外観の教会には、4つの鐘が置かれ、その中の一つは100kgもある。
教会の名前でもあるイヴァン・リルスキーは、人々の病気を治したり、色々と奇跡を起こして助けたという言い伝えがある。内部は色鮮やかなイコン画やフレスコ画が壁や天井いっぱいに描かれている。

周辺

ソゾポル Sozopol
約5000人しか住まないが、ほとんど全体は旧市街で、大きいオープン・エア博物館みたい。















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