ガブロヴォ Gabrovo


概要

バルカン山脈中部の北のふもとの、ヤントラ川の渓谷にあり、ガブロヴォ・ユーモアとして知られるユーモアと風刺の街と言われている。
ガブロヴォはまたブルガリアで最も「長い」街であり、ヤントラ川に沿って長さ25kmにわたって細長く建てられた街なのでブルガリアの最も長い街と言われている。他方でその幅は最も狭いところで1kmに過ぎない。
12世紀にヴェリコ・タルノヴォが第2次ブルガリア王国の首都となると、その経済的重要性を増した。首都と、バルカン半島各地を結ぶ交易路に近かったガブロヴォは、職人と交易の街として繁栄した。

伝説によると、ラチョRachoと呼ばれる鍛冶屋がガブロヴォの最初の家を建て、その家のすぐ近くに一本のシデの木があった。 そのシデの木の名前(ブルガリア語でガブルgabar)からガブロヴォの名前が由来していると言われている。 ガブロヴォの中心を流れるヤントラ川にはラチョの銅像が立っている。

見どころ

ユーモアと風刺の館 Dom na humora i satirata

国際的にも有名であり、博物館やギャラリー、文化施設として運営されており、毎年の風刺画コンクールに選ばれた風刺画なども展示されている。
アレコ・シネマをはじめ、多くの劇場、博物館、邸宅博物館などが街やその周辺に散在している。そのなかでも、エタラの屋外博物館「エタル建築民俗館」 Etaraや、アプリロフ高校教育博物館などが広く知られ、昔の人の生活を体験できる。

近 郊

ドリャノヴォ修道院 Dryanovski manastir

ガブロヴォの南30km、ドリャノヴォ近くに12世紀に建てられた正教会の修道院。

ソコル修道院Sokolski manastir

エタルから3kmに位置する。
1833年に設立された正教会の修道院。
内庭に8個の蛇口の泉が立っていて、すぐ近くに樹齢100年異常のくるみと松の木2本立っている。















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