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ルーマニアの現地情報

治安状況

ヨーロッパの中でも最貧国の中の一つで、悪質な窃盗犯罪が横行している。
特にブカレストなどの大都市の繁華街や駅周辺は要注意。
地方都市は比較的治安はよいが油断はできない。
夜間の外出は避けるべきだ。レストランなどから帰るときにはタクシーを呼ぶこと。

(犯罪の手口)
スリ
地図を持って道を聞くふりをして鞄やポケットに手が行っている。
混んだ列車内や鉄道駅周辺、バスターミナルなどでは、置き引きも多発している。

睡眠薬強盗
陽気な性格のルーマニア人は一見人懐こさを感じるが、だます悪質なのが多い。すすめられるままにコーヒーやお菓子などを飲食しないことだ。意識を失い、身ぐるみはがされる。

ヤミ両替とニセ警官
他のヨーロッパ諸国でも同様の手口が横行している。
町なかで「チェンジマネー?」と声をかけられても相手にしない。両替を拒否したとしても、話している間にすかさずニセ警官が登場してきて、「不法両替」などとしてパスポートを出せ、財布を出せと言って現金チェックを始め、札を抜き取る。もちろん彼らはグルだ。
本物の警察官が一般旅行者に対して路上で「所持金を見せろ」と言ってくることはない。

タクシー
空港や鉄道駅に深夜到着するときには、「タクシー?」と声をかけてくる人間を相手にせず、乗り場から乗る。それでも高額の料金を吹っかけてくることがある。
もめたりするとドライバーが狂暴になってくる。荷物料金、深夜料金を加算しても法外だったら、ホテルの人に助けを求めるのも一案だ。
2012年には日本人女性がブカレストの空港から親切を装ったルーマニア男性とタクシーに乗り、その後殺害される事件が発生している。

年齢制限

酒類、タバコの購入や車の運転は18歳以上。

ビジネスアワー

官公庁・銀行
月~金9:00~15:00。土、日曜は休み。

商店 月~金9:00~18:00頃。
土は午前のみ、または時間短縮というのが一般的。日曜、祝日は休み。
都市部では20:00頃まで営業する店や、24時間営業の店もある
ショッピングセンター内では、土・日曜も営業している店舗もある。

レストラン
10:00~24:00頃。大多数が土、日曜も営業している。

チップ

基本的にはチップの習慣はないが、欧米からの旅行者が増加し、相手が期待している場合が多くなっている。

タクシー
短距離を利用する場合はおつりの小銭をチップとする程度。
長時間チャーターした場合は5~10%が目安。

レストラン
高級レストランでサービスに満足したときには、料金の10%程度が一般的。

飲料水

水道水はそんなに悪くないのだが、配管設備などが整備されていないことがあるため、旅行者にはあまりお勧めできない。
ミネラルウォーター(Apa Mineralaアパ・ミネララ)が一般的だ。
炭酸なしのミネラルウォーターはアパ・プラタ Apa Plata。

トイレ事情

市街地にトイレはあまりない。ところに有料の公衆トイレがあるが、トイレットペーパーがない場合も多い、ポケットティッシュを常時持参していないといけない。
水流が弱いため、詰まる危険性があるので、硬い紙は流さずに屑かごに入れる方がいい。

税金

ルーマニアでは、ほとんどの物品に付加価値税(TVA)19%がかけられているが、旅行者に対する払い戻し制度はない。












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