ビエルタン Biertan

ビエルタン Biertan

概要

シギショアラの南西、約27kmにある郊外の村。
1283年の史料に初めてその名前が残されたこの村は、中世ドイツ人が建設した村で当時の家並みが残っている。
城壁に囲まれた要塞教会によって15世紀末に有名になった。ゴシック様式とルネサンス様式で建造されたこの教会は、1993年世界遺産に登録された。
教会が建てられている所に以前ロマネスク式の教会があって、カトリック塔と呼ばれる一基の尖塔だけが残っている。
城のような姿をみせる教会で、周りを囲む高い防護壁や見張り台は、オスマン朝の襲撃に備えて造られたもの。
教会内にはフレスコ画が残されている。
国内で一番大きい羽根祭壇が設置されている。
300年にわたってトランシルヴァニア地方のプロテスタント教の中心町となっていた。















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