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ウズベキスタンのショッピング・特産品

ウズベキスタンの土産

ウズベキスタンの物価は安い。
日本の10分の1くらい。
1000スムが100円というところだ。
トイレチップは、どこでも1000スム。
物価は首都タシケントは地方より高いが、品物の質は比較的高い。
地方へ行くと品質の悪いものが目立つようになる。特にお土産にする民芸品などは素朴感が出ているので選んで買うようにする方がいい。地方都市でもいいものはやはり高い。
ツアーなどで滞在時間が限られている場合には、買える時に買っておいた方がいい。
陶器や金属製品など、壊れやすいもの、重量がオーバーしそうなものは留意しよう。

ウズベキスタンの主な土産品

スザニ(伝統刺繍入り生地)

スザニとは母から娘に受け継がれる刺繍のことで、ウズベキスタンでは嫁入り道具の1つとして準備するという伝統がある。ザクロは子宝、唐辛子は魔除けなど、模様にはそれぞれ意味があるという。
綿花から作られる木綿は、乾燥地帯に暮らす人々にとって、風通しもよく、保温と断熱にすぐれた素材。イスラム世界で、幾何学模様や各地方でそれぞれに伝わる模様を組み合わせてデザインしているものが多い。
色鮮やかなスザニが施されたクッションカバーに仕立てたものが人気だ。

アトラス製品

アトラスは、日本の絣(かすり)と同じ手法で作られている。スザニ同様ウズベキスタンの伝統模様。色の組み合わせに特徴がある。
アトラス柄のポーチやぬいぐるみなどの小物に人気があるが、ジャケットやズボンもいろいろそろっている。滞在時間が許せば、好みのデザインでオーダーメイドもしてくれる。

ドライフルーツ・ナッツ類

バザールでさまざまな種類が売られている。
バザールでは計り売り、スーパーなどではパックされたもの。
ドライフルーツはレーズン、プルーン、アンズ、メロン、ナッツはアーモンド、ピスタチオ、クルミなど、種類も豊富だ。詰め合わせになったものもあるので、滞在中いろんな種類を少しずつ食べたいときや、人にあげるのにも便利だ。

スパイス、調味料ミックス

ウズベキスタンの料理には、ハーブやスパイスがよく使われる。
バザールに行くといろいろな種類のスパイスが売っている。クミンシード、ウコン(ターメリック)、サフラン、パプリカの粉など、日本人にも使いやすいスパイスが豊富に揃っている。バザールやスーパーで買うことができる。

ハルヴァ

ヌガーのような菓子
口に入れるとほろりと溶け、コクのある甘さとナッツの香りが口に広がる。お茶によく合う。
ウズベキスタンに限らず、中央アジアの国々、中近東、バルカン半島という広域で食べられている。

陶器、タイル

ウズベキスタンには陶器で名高い町がある。
フェルガナ盆地のリシタンRishtonは青色と細かな幾何学模様のデザインが特徴的の陶器、ブハラに近いギジュドゥヴァンG'ijduvonは深みのある茶褐色などの色彩が有名である。
小皿や大皿から湯飲み茶わんやタイルなど種類も豊富だ。
民芸品も多く、とりわけ人気なのが、おじいちゃん人形だ。
ウズベキスタンの老人をかたどったかわいらしい陶器の人形。
ひとつひとつの人形がとてもコミックで顔・形・表情が豊かだ。
おばあちゃんバージョンもある。

弦楽器

弦楽器はシルクロードの全域で使われている。
国や地域によって、使われる名称こそ異なるものの、ここウズベキスタンでも見られます。さまざまな形の楽器が幽玄の音色を奏でる。音楽好き、楽器好きの人へのお土産には格好のものだ。

伝統工芸品

はさみ
ブハラ名産の手作りはさみ。コウノトリがモチーフになっている。

サマルカンドペーパー
サマルカンドへ紙が伝わったのは751年といわれている。現在も伝統的な紙すきが行われており、紙でつくったお土産ものを職人の工房で販売されている。

木工細工

表面に繊細な彫りを施した木工品には美しい細密画などが描かれた小箱などがある。
宗教的なデザインなどはソ連時代は抑圧されていたが、今は幾何学や植物などの模様以外にも、職人たちが独自にデザインした斬新なものも生まれている。












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